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外部音源再生環境の整備

更新日:2019年4月27日


長年使っていなかったSC-88proとCM-32Lをこれを機に復活させます。

WaveStarには幸いMIDIポートがありますのでまずはケーブルを・・・。

結構まじめに探してみたのですが、このポートに適合するMIDIケーブル、今や個人輸入するしかなさそうでした。

実は一応過去には持っていました。

それでPCにキーボード(鍵盤)を繋いでいたこともあったのですが、遅延がひどくて使い物にならずに速攻押し入れ行きになり、ケーブルはケーブルで不要だったのでこれまたすぐ押し入れ行きなり、3年前の引っ越しの時にポイっとしちゃいました。


個人輸入だと送料込みでも結構安価なのですが2週間~1か月も待っていられません。

従ってこのポートは使いようがありません。

また、PC-9821Cxのシリアルポートは何度も言いますがゴミです。

MIDI機器が要求する31.25Kbpsに適合どころか届きすらしません。


この状況下で外部(MIDI)音源を使いたかったら

(1)MIDIボードもしくはMIDIポート付きサウンドボードを入手する

(2)MIDIドーターカードを入手する

ですが、既に音源を持っている状況で(2)は無駄です。ドーターカードはポートではなく音源そのものだからです。

そこでMIDIボードを購入する訳ですが、いわゆる「商品」としてはX68000は純正かシステムサコム製、末期にツクモ製(多分東京システムリサーチ製)があったくらいでどれも互換があったので(サコム製は認識具合が若干不安定だった)どれ買っても値段しか違いが無いのですが、98の場合サードパーティ製のバラエティに富み過ぎていて下手なものを買うとボードについてる専用ソフト(ドライバ)を入手しないと音が出せない、あるいはそもそも動作対象外といった事態もあったようです(そんな事情は音源繋ごうと思った直前にGoogle検索で知ったので結構テキトーです)。

また、一部はメーカー自体が今や存在しない(サウンドボードのQVisonもそうでした)ものもあるため、買ったボードにソフトやドライバがなくても後からダウンロードすりゃいいやという訳にもいきません。

そこで「そこそこスタンダード」と言えるローランド製にすることにしました。

ローランドならまぁ大丈夫だろうとテキトーによく考えずにS-MPU/PCを秋葉原のBEEPにて購入してきました。


また同日、10ch(ステレオ換算で5ch)入力のアナログミキサーも購入してきました。

エフェクター機能自体は必要なかった(ミキシングされた状態で最終的にAVアンプ、もしくは中間にPC挟んでそちらでどうにかする予定だった)のですが、「BEHRINGER XENYX 1002FX 」の中古品を買ってきました。運用の一旦が垣間見える落書きがちょいちょいあるのはご愛敬。大きな会議室か結婚式場なんかで使っていたのでしょうかね。


そして実は家を出る前にCM-32Lが凄まじく黄ばんでいたので漂白しようとガワをバラしてみたのですが・・・。


んっん~・・・。

これコンデンサ傷んでね?

基板上に漏れた跡はなさげだけど表面が破れてるのもあまりいい気分でもないので交換することにしました。

書いてある数字を控えてあとは店で見た目が似ている数字が同じ物を買ってこればまぁ大丈夫でしょう(後で知ったのですが、耐圧だけは上回っておいた方が良かったみたい)。

そして出かけている間でもできることとして

ワイドハイターEXパワー漬けです。どうですこの黄ばみ具合。長期戦になりそうです。

流石にこれを堂々とインテリアとして出しておけないですし、2週間いや3週間は漬けてやろうと思ってます。

ちなみにゴム足は後で取っ払って別の物を付ける予定です。


という訳でコンデンサも予備含めて4つ買ってきました。

ぶっちゃけコンデンサに関する知識なんて0ですのでテキトーです。

基板上には16V1000μのものが4つあるのですが、緑と黒の2種類あるんですよね。

みたところ違いは耐熱っぽいのですが、MIDI機器がそれほど熱を出す訳でも高熱下で使われる訳でもないですしこの違いが何かがよくわかっていません。単純に耐熱性能が高い方が寿命が長そうです。


それ以外にはジャンクケーブル漁ってMIDIケーブル3本と、新品のオーディオケーブル&音声用コネクタいくつかを買って帰宅しました。


帰宅後、まずは買ってきたS-MPU/PCの動作確認です。

こちらは箱も取説も付属ソフトもある美品で、無いのは保証書と梱包用資材くらいでした。

まずはWaveStarのディップスイッチでMIDIをOFFにしてから取り付けます。

そしてSC-88Proやミキサーに一通り接続して電源ON。

付属のFDを入れ、中にあるEXEを叩くと問題なく認識してるようで、付属のサンプル曲をかけると見事音が鳴りました。

その後DOSに戻ってFMPの曲をいくつかかけてミキシングレベルを調整し、とりあえずは買ってきたものは問題なし(正確にはミキサーのACアダプタのガワがパックリ割れたのですがすぐに元に戻せたので問題なし)でしたので、落ち着いてCM-32Lのコンデンサ交換に取り掛かります。

コンデンサは4つ買ったのですが、片方は汎用品で、もう片方の細いのはPC用の超低インピーのものです。

今回はとりあえず普通の方を使いました。

この辺の作業にかかった実費も折を見て公開しますが、まぁコンデンサの1つや2つミスって買ったところで数百円です。


実はこんな作業生まれて初めてやるので割とビビっていましたが、CM-32Lなんぞ壊してもまたすぐ手に入るだろうとタカをくくっていたので思い切ってやってしまいました。

元のコンデンサががっちり固定されてたことやはんだの性質が変わったのか結構高温なタイプなのに溶けづらくなかなか抜けずに苦労しましたがなんとか完了。


とりあえずはSC-88Proに繋いでいるMIDIケーブルを挿して動作確認。

きちんと信号も来ています。その様子を写真に収めたつもりですがひどいピンぼけです。

で、音ならねー!と思ったらLineOutからの出力がすごく小さいのですコレ。

ミキサーの音量MAXにして更にブースト入れてやっと聞こえるレベル。

仕方ないのでヘッドフォン端子に繋いで本体側のボリューム上げたら普通に聞こえました。

そういえば昔これで苦労したのでした。


ここまではまぁ順調だったのですがプリンセスメーカー2で音鳴りません。

ソフト的な解決が出来るかと思ったのですが、どうやらそう単純でもなさそうです。

折角2音源あるのですからどうにか1つのシーケンスで同時に制御できないものかあれこれ探しています。


ちなみに、このCM-32L、大昔に4000円未満で購入したのですが、今2万します・・・。

4000円なら壊してもまぁ、と思っていたのですが2万だとちょっと躊躇いますね。

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