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塗りなおしを試みる

ちょっとした衝撃画像とともにtwitterデビューを果たしました。

コンゴトモヨロシク。


さて、ああなるまでの過程をば。


まずはロゴバッジの取り外しです。

フロントカバー裏のバッジのあたりをはんだごてで穴開けながら押し出しました。

これで買い取り査定額が更に下がりました。

まぁそれは別にいいのですが、こんな無理やりしなくても裏側からこんこん叩き続けてるだけで取れたくさいです。

バッジを接着していた両面シールの粘着力はもうほぼありませんでしたし。

この時点ではまだ光の具合では金にも銀にも見える、洋白っぽさ全開です。

ここで予定していた作業は、一旦塗料を落とし、再度黒を塗り、ロゴの浮き出た部分をペーパーで削る、でした。

軽くライターで炙ってクエン酸に漬けて洗っての繰り返しでこんな感じになりました。


わお、金ピカ!仏具みたい!

ていうか、元黒かった部分見ると、これ真鍮?てくらい金色です。

このままはめ込んでやりたいくらいの色合いですが、じっさいはめこんだら土台部分の金色が浮いて却ってダサいので仕方なく黒くします。

文字が銀色っぽいのは「予定通り」なので良いのですが、この時点で部分的に銅が出てきてます。

写真じゃわかりづらいのですが、6の左の方とXの右下あたりのあまり傷の無い箇所です。

とりあえず全体を塗る訳ですが、どうせなら土台の部分も純粋な黒じゃなくもうちょっとXVIっぽい質感欲しいなと、色々細工します。



さっと一吹き黒をスプレーして、銀を刷毛で塗りました。

更に黒を薄く何度もスプレーしてペーパーがけしたらこの通り。

上の写真にあった磨きが不均質なところも、エッチング用ヤスリも併用してなんとか均質にしました。

光の加減で良さげに見えてるだけで、ロゴ部分は完全に銅です。

輪郭や傷の入り方、土台部分は狙いどおりだったのですが、銅合金じゃなく銅製だったとは完全にやられました。削れば削るほど銅っぽさが増すだけですのでした。

文字部分だけを銀色で塗る方法も色々考えましたが、オリジナル同様、何層かメッキがけすることを試してみようと思います。が、んなことやったこと無いので、練習素材で銅板を買って来て翌日色々試してみました。


表は黒マジックで、裏は下地用コーティングを矢印の範囲で塗ったものです。

素材は洋白で試しました。

まず裏から。コーティング剤すげえええ。マスキングテープの貼りが甘くてちょいちょいはみ出てますが、湿布された部分は見事に無変色です(その後何重にもやりましたがほぼ無傷でした)。

この結果見たら全然違うことへの野心も湧いてきますよね(笑)

さて、表は・・・。


結構頑張ったみたいですが、軽く割りばしでなぞっただけでマジックが消えちゃいますし、なぞってない部分もちょいちょいはがれてます。


軽くペーパーがけ&コンパウンド磨きしてみました。

やり過ぎなければ大丈夫みたいですが、加減が難しそうです。

ついでに別の銅板でハンダメッキしてみました。


水洗いしながらスポンジで磨いたもの。

うん、めっちゃはんだ(笑)

でもこの色合いなら磨けば綺麗な銀になるはず・・・。

残念、なりませんでしたー。

コンパウンドだけでこのざま。恐らくはんだの中の鉛が邪魔しているのでしょう。

ていうか鉛をこんな普通に素手で触りまくってて大丈夫なのでしょうか。

もし死んだらXVIも一緒に燃やしてください。

さて、元の銅板に戻って、何度か洋白や真鍮でメッキ(間に磨きも)してたら、金には戻せそうだという確信を得ました。

途中から雑になってきて凸凹な板の上で磨いたり、手で持った後洗わずそのままめっきがけしたりしたのでムラが出まくりですが色はこのくらい金になりました。

近日中に純ニッケルを手に入れて試す予定です。

さて、ロゴだけ銀色にしても面白くないので、他もポイントポイントで銀色にしました。


まず電源スイッチ。L字型のプラ素材がないので今はかなりぐらぐらですが、オリジナル同様の台形カットはうまくできました。インパクトドライバーのやすりビットでバリをとり、金物やすりとペーパーで丸みをつけました。肌ざわりが非常に良くて満足いく仕上がりです。

ちなみに素材はアルミです。アルマイト加工のやり方もさっき調べましたが流石にちょいハードル高いです(特に毒性)。


続いては上のリセット&インタラプト。

こちらはなんと、割とそのまま置き換えができます。

本物と径も高さも同じです。

ばねは元から付いてた奴を流用できます。

突起部はやや太いのでラジオペンチで突起部全体をテキトーに軽く潰す必要があります。

また、飛び出し防止対策も必要ですが、端の穴にボンドでも注いだ後、小径の画びょうでも挿せば大丈夫でしょう。

押し心地はばねが伸びてることと先端が丸みを帯びてることから、押し込み始めはかなり柔らかい感じです。


手芸店やハンズなんかで入手でき、しかも100円と安いのは良いのですが数が多すぎですので飛び出し防止の画びょうと1ペアで周囲のX68kユーザーに簡単ドレスアップキットと称して差し上げましょう(笑)

年季の入ったブツだとすり減ってるでしょうし


最後に写真は無いのですが、背面の増設スロットカバーのネジです。

今回はこれを使いました。

パソコンパーツコーナーがある家電量販店の定番商品ですので入手性は抜群です。


他の部分は銀色化しても悪目立ちするだけであまりカッコ良くはならないのでやめました。

強いてどこかやるというのなら、ボリュームスイッチやSHARPやXVIロゴ、キーボード/マウスのコネクタ辺りでしょうか。


実のところ、これを始めるきっかけは、電源スイッチの退色があまりにひどいからです。

ヤフオクで見る中古XVIの画像も悉く青色が抜けてしまっています。

今や新品での入手も困難ですし、折角なので退色しない素材にしてみました。


簡単ドレスアップといえば昔XVIが出た時に、それ以前のユーザーが青色スイッチを補修部品として入手/交換するのが少し流行りましたね。

今回やってるのはその延長みたいなものです。

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